アラカンランナーのグランドスラムチャレンジ日記
初マラソン51才の還暦ランナーが市民ランナーのグランドスラムにチャレンジ!
トライアルマラソン

静岡・大井川トライアルマラソン

先日、12月20日に開催された「静岡・大井川トライアルマラソン」に参加した。ランナーズを発行している株式会社アールビーズが、コロナ対策を徹底して主催する小規模大会である。コロナ禍で各地のマラソン大会が中止となり、市民ランナーのモチベーションが低下する中、とても有り難い大会である。

2週間前であるが、走っている最中に右足のハムストリングスが肉離れしそうになり、以後、スピードを抑えたトレーニングのみとなった。過去に肉離れでレースをリタイアした経験が2回あり、対策として大会2日前に整骨院で置き鍼を施してもらう。再発した際は、重傷になる前にリタイアを考えていた。しかし、ジョギングでは走る意味がないので、ペースは4:10~4:15程度で行けるところまで行く戦略である。

当日、天候は良かったが風が強く、かなり寒い。地元住民であるので、想定の範囲内であったが、向かい風はつらい。上流に向かって走る時は誰かの後ろに付くことにした。いつもランニングクラブ「スマイリーエンジェル」で練習する時にやっているズルい、いや、賢い作戦である。還暦3日前の年寄りなので、頭も使わないと皆さんと対抗出来ないのである。

ウェーブスタートだったので、9:01にスタート。作戦通り集団から遅れないように走る。当初の想定よりは早いペースになったが、向かい風と一人で戦う勇気は無いのでなんとか付いて行く。給水ボランティアを引き受けてくださった「スマイリーエンジェル」の皆さんの声援が背中を押してくれた。

異変が起きたのは33KM過ぎ。右足のハムストリングスがつってしまい一旦停止。つま先を上げ身体を前に倒し筋肉を伸ばして何とか復活。集団から離れてしまうが「ここからが本当の頑張りどころ」と気持ちを奮い立たせて後を追う。幸いにも向かい風を受けて走った距離が2KM程度だったので、エネルギーロスは少なかった様だ。集団に追い付きその勢いで追い抜いて行く。もちろん「ここまでありがとう」の感謝の気持ちは忘れていません。

ラスト数キロは、スピードを上げる力は残っておらず、大きなフォームを意識して懸命に走る。私よりも年齢は上であるがタイムは早い宿敵、いや、尊敬する「スマイリーエンジェル」のA社長から「このままいけばサブスリー」の声をもらいラストスパートしてゴール。後で会社のRUN友Gさんが撮影したくれた動画を見たが、ゴール直前は肩が上がっていて、いかにも力が入っているフォームだった。まだまだフォームの修正が必要です。フォームの動画はとても参考になる。ありがとうございます。

タイムは2:57:58でサブスリー達成。自己ベストは更新出来なかったが、足に不安があり、向い風でのこの結果は上出来である。還暦グランドスラムに向けて次につながるレースだった。会社のRUN友Hさんは向い風の中、1週間前にトレイルレース60KMを走っているにもかかわらず自己ベストを更新しており、マラソンの奥深さを改めて感じた次第である。

最後に大会主催者、ボランティアの皆さんに感謝申し上げます。

【本日のRUN】

走行距離:30KM

平均速度:6:54/KM

体重:55.7Kg

両足首に250gのウエイト着用

早朝2:10スタート。フルマラソンの疲労が抜けてきたので30KMにトライ。昨日同様、最初は7:30ペースで足の張り具合を確認。右足のハムストリングスの張りが少し気になる。今日もペースを抑えて30KM完走。