アラカンランナーのグランドスラムチャレンジ日記
初マラソン51才の還暦ランナーが市民ランナーのグランドスラムにチャレンジ!
回顧録

なぜ走り始めたのか?

なぜ私が走り始めたのかを振り返ってみたい。

学生時代は運動を全くしておらず、部活は将棋部だった。 社会人になってからやった運動は、会社の付き合いで始めた昼休みのサッカーと結婚後の体重増対策に始めた水泳程度である。

入社以降、勤務地は静岡県、栃木県、神奈川県と約10年間隔で変わっていたが、神奈川県への異動は、人生のターニングポイントになった。半年前に会社が統合し、初めての相手先会社の事業所への異動者となり、周りは知らない方ばかり。リーダーの立場であったが、仕事のやり方も文化も異なっており(相手先会社は外資系)戸惑うことばかり。インフルエンザ治療薬が出たばかりで忙しいのに加え、部下が多く、人間関係のトラブル対応等、朝から夜遅くまで働く日々。初めての単身赴任でもあった。しかし、多くの皆さんに支援いただき、世の中に求められている薬を供給する使命感のためか、当時は大変さがやりがいになっていたと思う。

神奈川県勤務時の上司Sさんがマラソン好きな方で、自ら社内でランニングクラブ主催されていた。そのSさんと昼食を食べていた時に「走らないか」と誘われたことがきっかけであったと思う。

当時、神奈川県の勤務地(鎌倉大仏が近くにありました)は閉鎖となることが決まっており、その土地で働いていた証として、2009年湘南国際マラソンの10KMにエントリーすることにした。そのレースには社内で何人かエントリーしており、みっとも無い走りは出来ないので、週に1~2回、2~5KM程度だったと思うが家の周りを走り始めた。

Sさんには多々お世話になり、藤沢の居酒屋に呼び出され、ご指導を受けたことも今思えば良い想い出である。 残念ながら、Sさんは数年後に病気でお亡くなりになってしまった。 いつの日か還暦グランドスラムを達成し、天国のSさんに報告出来ればと思う。

【本日のRUN】

走行距離:30KM

平均速度:6:39/KM

体重:55.7Kg

両足首に250gのウエイト着用

早朝2:47スタート。前日の献血の影響を確認するため、最初は7分を超えるスローペースであったが、特に影響なし。身体が温まると少しずつペースアップするが、なるべく6:30よりも速くならないように注意。あくまでも疲労を抜いて調子を整えるためのRUNである。